死亡遊戯で飯を食う。 44:CLOUDY BEACH

劇場版というより、悪い意味でTV拡大版。

主人公と世界設定はもちろん、大して印象に残ってない過去キャラやこれまでの話まで全部覚えていないと、何が何だか分からない。説明しないくせに説明しなくても伝わるようにする技術が皆無で、いったいどれが誰なのか、いったい何が起きたのか、いったい主人公は何を言ってるのか、さっぱり理解できないまま時間が過ぎる。ほとんどを真っ黒に塗ったり、のっぺら顔の止め絵だったり、手抜きのようにも見える画面に、緩急も強弱も無い間延びした描写がひたすら続く。そしてまた宮沢賢治を持ち出してくるのだが、やっぱり何を投影しているつもりなのか意味不明で、全然しっくりこない。
この雰囲気に浸りつつ、何も考えずに水着の美少女を眺めるだけなら、心地良いのだろうか。自己満足どころか自己陶酔のような相変わらずの演出に、個人的にはちょっと付いていけない。

改めて思ったんだけど、本当はもっと面白くなるはずの作品なんじゃないかな。

#11
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