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2月, 2026の投稿を表示しています

天穂のサクナヒメ ココロワ稲作日誌

サクナと喧嘩して仲直り、ウケタマが登場、トラブル含め稲作もちゃんとやって、前後編の2話にしては盛り沢山の内容で良かった。本編がちょっと冗長気味だったからね。まあ、とりたてて面白いとか言う作品じゃないし、のんびり眺めてほっこりする感じ。 作画はP.A.WORKSでキレイだし、やっぱり衣川里佳の雰囲気ある声は耳に心地良い。声の性格が何にでも合うタイプじゃないから、役を選んで今後も活躍して欲しい。佐賀事変は本当に素晴らしかった。 後ろの歯車がゆっくり動き続けてるのが、なんとも和む。ぶつからないよう横向いて小屋に入るココロワに大爆笑。 sakuna-anime.com/

姫様“拷問”の時間です #17

魔王軍によって囚われの身となった国王軍第三騎士団長の姫様が、優しく美味しい様々な“拷問”に屈しては毎日を楽しく過ごす話。聖剣エクスのツッコミが絶妙で、こなれたお約束パターンが超面白い作品だ。 最初は出オチ感満載で、すぐにネタ切れするだろうと思ってた。でも第1期を見事に越えて、マンネリがお約束として定着するに至り、素直に笑えるようになった。第2期では、ますます姫様とエクスの掛け合いに磨きがかかり、やたらトーチャーが可愛くなって、すっかりお馴染みなパターンで気楽に大笑いできるのがすごく楽しい。 もちろん作画のレベルが高く安心して観られるという点は大きいが、同じことの繰返しで笑えるのは、脚本や演出が良く、CVがしっくりハマっているからだと思う。アシㇼパ×杉元でもある白石晴香×小林親弘の名コンビ、凜とした声にS味を潜ませる伊藤静、純可愛いモードの日高里菜、最強だけど優しくボケる玄田哲章。豪華なだけでなくベストフィットな声優陣が、ストレスなく笑いを誘ってくれる。 今期のオシャレなEDも良いけど、先期のEDの絵柄も割と好きだったよ。 himesama-goumon.com/

ヘルモード #06

自称やり込み好きのゲーマーが異世界に転生して、わくわく攻略していく話。今期はなんだか「酷くはないけど面白くもないバカっぽい作品」が多い気がする。 文化の違いからか、中国アニメで顔の作画をちょっと気持ち悪く感じることがあるんだけど、本作でも特に主人公の表情にそれと同種の違和感を覚える。いかにも子供向けデザインな召喚獣は、いかにもCGな描画で画面から浮きまくっている。結局、総じて残念な出来の作画に問題があるのだろう。 普通にじわじわ成長するし、早口の田村睦心が『百姓貴族』みたいだし、そんなに酷くはない。全然「超高難度」ではなくベタな異世界ものになっている点はちょっともったいないと思う。 hellmode-anime.com/

シャンピニオンの魔女 #05

悪い感情を吸収して毒キノコを生やし浄化する、優しい黒魔女の話。ゆったりめの展開で、寡黙な主人公の心情が染み込んでくるような作品。のはずなんだが、ちょいちょい笑える。 原作はシンプル系の少女漫画な絵柄で、そのままアニメにしたら妙に安っぽく見える画になった。それが暗い話を明るく観られるようにしているし、素朴な絵本みたいな雰囲気も出していて、逆に良い印象を作っている。歩くとキノコが生えてくるのがなんだか可愛くて、内容はイイ話だが号泣タイプではなく、ほんわかした情景を心地良く楽しむ作品になると思う。 今期出まくりの白石晴香だけど、ルーナはほぼ喋らないので、クロードの大声ばかりが目立つ。黒魔女の声優陣がえらく豪華だった。 サブタイありきの話だったのに。谷山浩子が聴きたかったな。 champignon-pr.com/

花ざかりの君たちへ #03

憧れの選手に近づこうと男装して男子校に転入した女子が、その彼と同室になったり男子たちに囲まれてドタバタしたりする話。原作完結から20年、何度もドラマ化され、作者は亡くなり、それでもアニメ化するほど根強い人気なんだってさ。 少女漫画らしいリアリティ無視の設定は別に気にしないけど、逆ハーレムのご都合主義な展開はなかなかにキツいものがある。いわゆるハーレムものを女性目線で見るとこんな感覚なんだろうか。「イケメンパラダイス」ではないので、ドラマのようなわざとらしさが少ないのは助かる。 OP/EDのYOASOBIパワーが強すぎて、本編が負けてる気がする。 hanakimi-anime.com/

永久のユウグレ #12

AIとの戦争で壊滅した世界、200年ぶりに目覚めた青年はかつて愛した女性と同じ姿のアンドロイドとともに真実を求めて旅をする。AIによる人類の進化と絶望の果てに、新しい愛の在り方を探すという話だ。 いまどき貴重なオリジナルアニメ。最近はどれも原作があって、人気のWeb投稿作品を出版しコミカライズし、さらに人気が出たらアニメ化ドラマ化。あるいは、昔の作品をリメイクと称して名前だけ使って好き放題にいじり倒す。スポンサーは冒険を嫌い、制作側は責任を取りたくない。となれば、変わり映えしない結果ばかりなのは当然だが、それでは想像力と創造力が育たない。だから、内容がどうあれ、勇気を持ってオリジナルを作る姿勢と努力は賞賛すべきだと思う。 美麗な作画と心温まるストーリーはさすがP.A.WORKS。最初はキャラだけでも観ていられる面白さだったが、残念なことに途中から延々と退屈な旅行記が続いた。やっと第9話後半から急展開、第10話では怒濤の設定解説、そしてそのまま予定調和で終わり。アキラとユウグレとアモルの関係性を醸成するためにエピソードが必要だったのは解るが、さすがに各話構成のバランスが悪すぎた。アモルの絡みは単調で冗長だったし、各エピソードもさほど印象に残らなかったし、せっかく魅力的なキャラデザなのにアウトサイド12人のうち3人しか活躍しなかったのは本当にもったいない。 これが2クールなら違ったのかな。それはそれで、AIの戦争とかありがちな設定にアラが見えちゃうのかな。基本的にP.A.WORKSの作る話は真っ直ぐな感じで好きなんだけどな。 それでも12人のフィギュアとか出てくるだろうか。せめて公式サイトに立ち絵くらい置いてくれれば、誰かがコスプレしてくれそうだが。 towanoyuugure.com/

カヤちゃんはコワくない #05

強い霊能力を持つ幼稚園児が、怪異をぼかすか殴り倒していく話。泣いたり騒いだりする園児たちの中にあって、淡々と霊を退治するカヤちゃんがカッコいい。雰囲気からくる不気味さはあるものの画が全然コワくないのは、意図通りなのかどうなのか。 原作漫画ではカヤちゃんの子供らしからぬ美しさで怖さが強調されているが、アニメにはそれが無い。ホラー番組でよくある「画面にノイズを入れて恐怖感を煽るやつ」をやたら多用してるけど、画面全体に大量のノイズを延々と入れ続けていて、単純に観づらくてうっとおしい。そんなこんなで、演出のセンスはあまり良くない印象。酷い出来の作品が多いとこだしな。 とは言え、カヤちゃんが黙って何かに耐えている感じはよく出ているし、話は割と面白い。ときどき見せる子供らしい表情も可愛くて良い。 なぜか主役級の声優がいっぱい脇役で出ていて、ちょっと不思議。福嗣くんも、立派になったね。 kayachan.com/

超宇宙刑事ギャバン インフィニティ

新シリーズ「超次元英雄譚PROJECT R.E.D.」第1弾は、往年のメタルヒーロー『ギャバン』の令和版だそうで。 びっくりするほどニチアサだった。宇宙に出たりスーツを光らせたりアクションを多少変えたりしても、蒸着プロセスとか光る剣で斬るとか旧作の要素を多少入れても、結局やってることが同じなので、何も目新しさが無かった。 窓際部署とか多元宇宙とか複雑な設定は要らないと思う。銀ギャバンと敵対するとかヒーロー同士で争うのは良くないと思う。戦隊シリーズ終わったのにいきなり5色出してどうすんだよと思う。子供向けに立ち返れば、新シリーズの第1話なんだから、どかんとカッコいいインパクトを出すべきだったのに。 若手俳優たちは、演技力よりも滑舌の悪さが気になる感じ。おもちゃ過ぎて、メカやロボがかっちょ悪い。あと「R.E.D.」なんだからもっと「赤いギャバン」に特別感が欲しい。ダメ出しばかりで申し訳ないけど。 PROJECT R.E.D. その3 www.tv-asahi.co.jp/RED/gavaninf/

魔王の娘は優しすぎる!! #03

魔王の娘が魔族にしては優しすぎるので何とかしようとするんだけど結局みんな癒やされるという話。全編が幼女モードの久野美咲で、久野美咲好きにはたまらなく幸せな作品。と言いたいところだが、あまりにも「可愛さ」を押し付けてくる作りなのが逆にマイナスな印象だ。 難しいもので「ほら可愛いでしょ可愛いでしょ」と過剰演出されると、どうにもウザくて仕方ない。単調な内容を延々と喋りっぱなしなので、せっかくの久野美咲の演技力も活かされていないし、毎回挿まれるいかにもあざとい童謡は、もはや甘ったるくて気持ち悪いとさえ感じてしまう。そもそも作画レベルのせいか、原作漫画に比べてドゥのキャラデザが可愛くないしな。 甘い菓子は苦みのある紅茶と合わせるから美味いのであって、そういうバランス感覚が欠けているのだろう。例えば、魔王が見た目だけでももっと怖そうだったらまた違ったかもしれない。親バカな魔王に対して側近ジャヒーを冷静な毒舌ツッコミ役にでも振れば、解りやすくなったかもしれない。普段のドゥを笑いっぱなしではなく「あどけない無表情」に描いておけば、もっと笑顔が際立ったかもしれない。 千葉繁が例のテンションでナレーションとか、ジャヒーが「恐ろしい子」で白目とか、個人的にいろいろと「違う感」が強くて、久野美咲好きとしてはかえって不満が募る作品になった。それとも毒されてて素直に観れないだけなんかな? maomusu.com/

戦隊シリーズ 終了 その4

戦隊シリーズが終了。 例の彼女のおかげで「無事に」とは言い難い最終回になってしまったが、おそらく制作側に文句を言う視聴者は少ないだろう。別撮りの演出はともかく、個人的には合成の出来がすごく気になった。ここまで映像技術が進歩してるのに、キレイに合成するには未だ手間だか金だかがかかるのかな。 「clap your hands!」と聴くたびに『十二大戦』を思い出す。ギャバいですね。 その3 www.tv-asahi.co.jp/50ger/

綺麗にしてもらえますか。 #03

熱海の街でキレイなお姉さんがクリーニング屋をやっている。健康的なお色気カットが売りの作品で、熱海ということで常に温泉回なのが画期的。 何も起こらない日常ものだが、流して観るにはテンポが悪い。働くお姉さんの爽やかなお色気が正解なはずなのに、あざとくてネチネチしたイヤらしい演出になっているのが致命的に気持ち悪くて、安易で軽薄なアニメ化だなという印象を受ける。 鈴代紗弓はまだちょっと「演じてる」より「頑張ってる」感じが強くて、もう少し余裕を持って声に丸みを出せるようになると良いと思う。 平野文は「無茶振りする婆ちゃん」が定番になったようだが、店が閉まっているというだけで、独り暮らしの女性宅の二階から男子高校生を不法侵入させるのは、さすがにアウトだろう。やっぱり安易で軽薄なアニメ化か。 kinishite.com/

ケンガンアシュラ2 #28

3DCGキャラががつんがつん闘うバトルトーナメントのNetflixアニメ。企業間戦争とか裏の一族とか、結局ストーリーはおまけなのでどーでもいい。3DCG特有の人形劇感は拭えないしバトル以外での紙芝居は酷かったけど、バトル部分はキャラによっては良い出来だったと思う。 立木文彦のナレーションは鉄板で、お気に入りは平田真菜の実況。呼び込みが良かった。残念に感じたのは、キャラデザもCVも山下一夫。 真っ白に燃え尽きて笑った。大久保直也はOKBとあったので、大垣共立銀行の代表闘技者かと思ったよ。 kengan.net/

アン・シャーリー #24

つまりは『赤毛のアン』だ。 1979年の高畑勲による世界名作劇場版では原作小説を50話かけて描いたが、今作は続編の『青春』『愛情』まで含めて24話に押し込んだ。世界的な名作を真っ当にアニメ化しようと思うなら、こんなことはしない。 原作へのリスペクトが微塵も感じられない。脚本はあのヒト。大切なものはすべてすっ飛ばされて、登場人物の心情変化が意味不明なレベル。肯定的な評価もあるようだが、「原作または名作劇場版で内容を十分に知っている人」が、すっ飛ばされた部分は脳内補完できるから現代風のダイジェスト版も楽しめたよ、という意見のように思える。 アンを「知らない人も」対象にした作品だそうだ。本当にそう思うなら、こんなことはしない。 anime-ann-e.jp/

【推しの子】 #27

推しのアイドルの隠し子として転生した兄妹が、その母を死に至らしめた者へ復讐するため芸能界で生きていく話。キラキラな表舞台を魅力的な劇中曲やライブシーンとともに描き、ドロドロな裏事情を運命に翻弄される転生者の愛憎とともに描き、リアリティと客観性を持って芸能界の光と闇に切り込んだ大人気作。 第2期で憑きものの落ちたアクアに代わって、ルビーが闇落ちしている第3期。芸能界の裏側エピソードには「なるほど、こうやって酷い番組が生まれるんだな」と思えてしまうほどの説得力があり、作中MVでは「POP IN 2」に続いて「Bのリベンジ」が目と耳を惹き付ける素晴らしい出来で、今期も見応えは十二分だ。惜しむらくはOPががっかりで、闇っぽいイメージなんだろうけど第1・2期に比べると音楽として見劣りする。 かなちゃん好きとしては淋しい展開ながら、面白フリルは良い感じ。気遣いできる大人のMEMちょも好感度UP。問題のダークルビーはというと、「復讐のためなら何でもするぞ」となった場合、男より女の方が恐ろしいんだなと思い知らされた。 まあ実際には、ああいうディレクターみたいな人間は絶対に素直に謝ったりしないけどな。その辺りが現実味と物語性のバランスであって、不快感手前の線引きとしては巧い落とし処だったと思う。とにかく、みなみちゃんが酷い目に遭わなくて良かった。 ichigoproduction.com/Season3/

しゃばけ #13

身体の弱い主人公が、妖たちに助けられながら事件の謎を解き、強くあろうと成長する時代物。基本はすごくイイ話だ。アニメーションの出来も良い。なんで好きになれないんだろう。 まず、妖がらみの事件なのでミステリー的には楽しめない。なのに遅々として状況は進まず、ようやく話が見えたのは第10話だった。次に、妖たちは超感覚を使ったり壁抜けしたり眷属を放ったりしない。なんのための設定なんだか、犬神の怪力や白澤の叡智でさえ全く使わなかった。そして何より、主人公が甘やかされた坊ちゃんにしか見えない。落語調で柔らかいけど高圧的で理不尽な物言いとか、働いてないのに金をじゃぶじゃぶ使うとか、非力な人間のおキレイな理想には絶対必要となる「好感度」が著しく低いのだ。すぐ寝込むとか言いつつ最後は元気に活躍して美味しいところを持ってったのも、なんか納得がいかない。 主人公の描き方で大きく印象が変わる作品だと思う。本質的には、妖も謎解きも江戸時代も、たぶん必要ないんじゃないかな。 shabake-official.com/

葬送のフリーレン #31

魔王を討伐した勇者パーティの魔法使いであった長命のエルフが、老いて死んでいく仲間たちを悼む自らの心に気づき、人間を知る旅に出る。いまさらだけど、この素晴らしい設定から生まれる情緒が世界や人物に温かく行き渡っている、みたいな感覚がすごく好きだ。 マッドハウスで安定の第2期は、フリーレンのギャグ顔がやや崩れ気味ではあるものの、作品の持つ独特な雰囲気は保たれていて、また十分に楽しませてもらえそうだ。ティザーで出ていた足湯もほっこり良い話だったし、個人的にお気に入りのナチュラルツンデレなフェルンも可愛いし、感情を抑えた演技で感情表現する種﨑敦美・市ノ瀬加那・小林千晃の力量が見事と言うほかない。 フランメは、いずれ後任を決めるとして、回想のキャラだから第1期と被る部分を録り直す必要も出てくるだろう。できれば今期は新規に喋らせないで、もう少し時間を置いて欲しい気がする。 frieren-anime.jp/