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北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR- #06

なぜか今さら3DCG人形劇でリメイク。進み方が速いので、知ってて観るには悪くない。悪くはないが、良くもない。 名作のプレッシャーは分かるけど、全体的に旧作に引っ張られ過ぎてるように思う。せっかく新作なのに「見応えのある映像表現にチャレンジ」とかは無くて、CG特有の違和感ばかりが目立つし、新CV陣の演技も「イメージを壊さないよう」気を遣っているのがひしひしと伝わってくる。 しかしそのくせ、コンプライアンスなのかモデリングの都合なのか、旧作で魅力的だった部分は再現できていない。画を歪ませることで生まれる迫力は皆無だし、何よりひでぶ爆発が黒塗りではつまんないのだ。手描き作品をそのままCGで作り直しても良いものにはならない。それを理解すべきだと思う。 副題がかっちょ悪いなと思ったけど英語版のタイトルらしい。クリスタルキングはそのまま流して欲しかった。楠大典に内海賢二のような重厚さが出せるかは心配だけど、リンが大きいのもなんか心配。 hokuto-anime.com/

異世界のんびり農家2 #08

異世界で健康な身体になって農業したり子供作ったりする話。村が出来上がっていく第1期は面白かったけど、もうやることが無いので、無駄なキャラを増やして無駄なエピソードを並べる退屈な第2期。この先の、巨大ハーレムでひたすら子供を作りまくるだけの雑な流れは、アニメでやるのかやらんのか。 アニメーションとしては、ちびキャラの絵柄がとても可愛くて使い方が巧い作品。通常デザインなキャラのシーンに、頭身の低いキャラや丸っこいギャグ顔のカットを挿む、感情表現やテンポ調整によく見る手法だが、これが可愛くなかったり作品に合ってなかったりする逆効果なアニメはけっこう多い。 『ふたりソロ』はヒゲ面のおっさんが丸くなって「美味~い」とか言うのが気色悪かった。今期だと『氷の城壁』はサブデザインの主張が強すぎて雰囲気ぶち壊しに思える。そういうのに比べると、本作のちびキャラはデザインも動きも可愛くて良い。 nonbiri-nouka2.com/ なぜドメイン変える?

Re:ゼロから始める異世界生活 #72

第4期はラムが居てマシになるかと思いきや、スバルのウザさはますますご健勝。それどころかシャウラがファイ姐さんのウザモードで、本当にもう、どうしようもなくなった。なにしろ、あの杉田智和が全然ウザく感じない。 再認識できたことがある。スバルで本当にイラっとくるのは、踏み越えた者たちや積み上げた者たちに対してエラそうに対等以上の態度で説教をたれるところ。しかも、ここぞとばかりに自己陶酔全開の長台詞でまくし立てるところ。これがとにかく不快なのだ。この先もウザいままか、叩かれて鬱展開か、こっちが観たいのは爽快な大団円だけなんだがな。 なんとなく、エミリアがバカっぽくなった気がする。 #58 re-zero-anime.jp/tv/

真夜中ハートチューン #12

好きだった配信者の声を追う主人公が、声の仕事を目指す女の子たちの夢を応援する。ハーレム形式にしてはベタなラブコメをせず、ちゃんと目標に向かう話を主軸にしているのが良いところ。 第2期決定とは言え、アポロの件も中途半端なまま、最後の2話連続で何の演出上の工夫もなく延々と歌を聴かされるというのはさすがに酷かった。エピソードがコマギレなのと作画が悲しいのも含めて、アニメとして出来が良いとは言い難いのが残念なところ。 瀬戸桃子は、まず声優として演技を頑張った方が、もっと歌も良くなると思う。大久保瑠美は、MEMちょが良かったのに役に恵まれないようで、とりあえず『レイアース』に期待。鈴代紗弓は、出まくりにしては演技に惹かれることが少なくて、本作のイコとか『29歳』リルイとか、ちょっとクセのあるキャラの方が自然に聞こえる気がする。 伊藤美来は、声質に惹かれるものがあるので『スパイ教室』グレーテみたいな役をもっと演って欲しい。『愛してるゲーム』とか「みく」という名前の役が多いのは、何か政治的なチカラでもあるのだろうか。 mayochu-anime.com/

転生したらスライムだった件 #78

異世界でスライムに転生して魔物の国を作って無双する。面倒臭いリベンジ要素が無くお気楽なのが良いところで、そのくせ深刻ぶったり偉ぶったりしがちなのが悪いところ。 面白いと思うし大好きな作品ではあるけれど、どうも作りが雑に見えてしまうのが残念。第1期のト書き台詞の不自然さは第2期以降で改善されたものの、だらだら会議する割に一方的に説明するだけだったり、ねちねち理屈こねる割に論理が飛んでて不可解だったり、突然思い付いたように新キャラや世界設定が追加されたり。楽しみに観ているからこそ、そういう些細な違和感が気になって仕方ない。 原作をそのまま何も考えず脚本化したのかなと思える部分もあるけど、例えば、いきなり現れたクレナイ何だよとか、竜種とドラゴン別なんかいとか、原作にあった説明を端折ったせいで意味不明になっている部分もあるようだ。どちらにせよ、アニメ化に当たっての手抜きが透けて見えるのは、気分が悪い。 それでも、第2期までは十二分に面白かった。第3期は前半は良かったが後半から行き当たりばったり感が出て尻すぼんだ。第4期はその流れでダンジョン遊びして、また会議。知的な駆け引きでもするかと思ったら結局バトルで無双かよ、というワルプルギスと同じ展開。つまり、だんだん面白くなくなってきている。なんとかならんもんか。 岡咲美保のリムルは、良いんだけど、中身がおっさんかと思うとちょっとキモい。豊口めぐみや千本木彩花やM・A・Oといった主要キャラに安定感がある一方で、数が増え過ぎたからか、新キャラCVにはやや心許ない印象を受けることもある。青山穣の「あのー、ね、あれですよ」喋りは、ダメじゃないけど多用しないで欲しい。 3.14%は、結界に阻まれて死者の魂が残存している確率なので、リムルが魔王になっても関係ない。あとヒナタ、寿司の前にルミナス様たちと刺身食ってたじゃん。 www.ten-sura.com/anime/tensura

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 #06

乙女ゲーの悪役令嬢に転生してその役目を全うすべく破滅の道を爆走するポンコツヒロイン。そんな彼女の空回りを眺めて楽しんでたらいつの間にか惹かれてしまっていた王子様の話。 また粗製濫造の悪役令嬢ものかと思いきや、王子視点という切り口が予想以上に新鮮で、悪役になりきれない健気なバーティア様が可愛くて、なんだかとっても面白い。ゲームの正ヒロインが性格悪くて邪険にされるのもまた笑える。もう聞き飽きた「バカ王子」や「婚約破棄」といった悪役令嬢ものの不快な要素がまったく無くて、ちょっとアホっぽい悪役令嬢をみんなで愛でる、という和んだ雰囲気がすごく良い。 王子の少年時代の井上麻里奈は知性や冷徹というイメージでよく合っていたが、成長して小林裕介になるとただの腹黒な優男になってあまり知性を感じなくなった。抑えてはいるものの、腹黒になるとどうしてもスバルのウザさが見え隠れしてしまう印象だ。 あくまで個人的な好みなんだけど、男性声優の優男モード、特に「いつもは感情込めて派手に叫んでる声優がちょい高めのトーンで抑えて喋る優男」モードは、どうも生理的に受け付けない。小林裕介だと『現実主義』ソーマがギリで『ようこそエルフさん』カズヒホはムリ。声は同じでもキャラによるのかも。一番苦手なのは松岡禎丞で、『転スラ』マサユキはまだしも『異世レベ』優夜とかは我慢できなくてまともに観られない。今期だと『とんがり帽子のアトリエ』の花江夏樹もなかなかにキツい。松岡禎丞はやっぱり『食戟の』ソーマみたいなダミ声べらんめえ口調が良いし、花江夏樹はまた小戸川みたいなヒネ役を演って欲しいと思う。逆に聴いていて安心する優男モードでは、石田彰や神谷浩史はもちろん鉄板だけど、最近だと『サイレント・ウィッチ』殿下の坂田将吾が良かった。 相変わらず富田美憂は一本調子なのに、意外と合ってて良いというケースが多い。分かりやすいキャラが多いってことなんだろうか。 jisho-akuyaku-anime.jp/

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 #05

天然ポンコツ風紀委員とキラキラネーム女子高生がラブコメ。 ちょいクセのある絵柄が元気に動く楽しい王道ラブコメで、委員会連中のキャラ付けも良いし、照れるポエムちゃんが可愛くて面白い。リリックちゃんも可愛い。甲斐田裕子のJKも笑える。小原好美がらしくない喋りで驚き。 久しぶりにとても出来の良い学園ラブコメなんだけど、惜しむらくは、ひと声でそれと判ってしまう素人をナレーションに当てるという、世紀の愚行が。 ponsuka.com/

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! #17

自称陰キャの主人公が高校デビューして、カースト頂点グループで頑張ってたら、なぜか告白されて百合になる。温泉も行くし、コスプレもする。 百面相な絵柄が可愛くて、ハイテンションギャグとしては面白い。最初はウザいと思ってたOPも慣れてしまえば良い感じだし、男が出てこないので、ちょいエロ女子高生たちのいちゃいちゃを眺めていればそれで楽しい作品だ。 自分を変えようと頑張るとか、友達の想いに真剣に向き合うとか、基本イイ話ではあるんだけど、結局は百合ハーレムなのでシリアスパートはあまりピンとこない。そもそもライトな百合のため、友達と恋人の違いがよく分からん。 このテのイラストの髪の毛をアニメ化するの大変だろうな。 www.watanare-anime.com/

淡島百景 #04

宝塚なのは誰でも分かるだろう。 その上で、舞台はおろか授業や稽古さえほとんど描かず、いじめやら挫折やら孤立やら劣等感やらの話をひたすら並べる。このあとは宗教だ。淡いタッチの良質な作画で綴られる、少女たちの青春群像劇。夢見る少女たちに「現実はそんな良いものじゃないぞ」とでも言いたいのだろうか。評価の高い作品らしいけど、高クオリティなのが逆に洗脳されているようにさえ感じられて、少なくとも良い気分ではいられなかった。 パワーが余ったのか、EDで美しい動きのバレエ。マッドハウスがもったいない。劇場も演目も明らかに宝塚を使ってるのに、クレジットに名前は無い。 awajima-anime.com/

キルアオ #04

殺し屋のおっさんが謎の薬で中学生になって、バトルやら青春やら。 どうしても『コナン』が浮かぶけど、展開は学園もの。絵柄のせいもあって、ジャンプより低年齢向けっぽく見えるため、何も考えず楽しめるというか、特に惹かれるものが無いというか、そんな感じ。動きは無駄に良い。 主人公CVの三瓶由布子が、無理に低い声を出しているようでとてもツラい。レントンモードにするなり、低音が欲しいなら男性声優を当てるなりすればいいのに。脇役に種﨑敦美とか、旧ジャニが居たりとか、よく分からんキャスティングだ。 kill-blue.jp/

姫騎士は蛮族の嫁 #04

王国の最強騎士である姫様が、敵族長の息子に捕らえられて求婚される話。美形な息子と異文化の魅力によって、貴族の気高さが蕩けてツンデレする。 ベタ展開が分かっているので、ストレスが無ければフツーに面白く観られる作品。設定にはいろいろ無理があって、ストーリーは気にせずノリを楽しむのが正解だと思う。作画という意味では動きも含めて良いんだけど、原作に引っ張られた画風は好みが割れそう。特に美形設定の息子の顔が残念で、取って付けたような髭が痛々しい。総じてメインキャラの声優陣がちょっと頼りないため、金元寿子が喋ると一気に安心する。 第1話は、ツェツィが今にも「拷問の時間です」と言いそうでハラハラしたね。 himekishi-anime.com/